サイゼリア創業の話
(正垣泰彦・サイゼリア創業者)
ケンカを始めたお客さんがストーブを投げ引火し、サイゼ一号店は全焼した。
サイゼ創業者・正垣氏は大学時代、飲食店でバイト仲間に「お前と働きたいから店を開いてほしい」と言われた。
この事をきっかけに正垣氏は21歳でサイゼ一号店を開く。しかしお客さんが全く来ないので、集客の為に朝4時まで営業を続けた。
9ヶ月後サイゼは地元の不良の溜まり場になった。ある日、客がケンカを始め、ストーブを投げ、火が燃え広がり、店は全焼した。
お客さんも来ないし、店をやめられるなと正垣氏は母に言うが、母は「良かったね」と答え、正垣氏は驚いた。
「苦労は成長のためだよ。せっかく火事になったんだから、もう一回やりなさい」と母は続けた。
そして正垣氏は、また同じ場所で再開したが、やはりお客さんは全く来ない。
今度は価格を7割引に値下げした。すると1日に20人程度だった客数が一日600人以上に増え、2号店を出店。
50年経つ今、1500店に。過去をひきずっていても仕方がない。新しい取り組みを始める事です。
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