何になりたかったの?

(友人からの話)
小学1年生の〇〇さんは、お母さんに聞きました。「お母さん、小さいころ、何になりたかった?」

するとお母さんは答えました。「いろいろなものになりたかったのよ。

おつかいでクリーニング屋さんに行くと、クリーニング屋さんになりたいと思ったの。学校で勉強が楽しいと、先生になりたいと思ったの。

遠足で素敵なバスガイドさんを見れば、バスガイドさんになりたいと思ったの。家族でレストランへ行けばウエイトレスさんになりたいと思ったよ」

「ふーん。じゃあ、お母さんの夢はかなわなかったのね」

子どもからそう言われると、普通のお母さんならちょっと腹を立てて、言うかもしれません。

「そうよ、お母さんはあなたたちを育てるために、夢をみんな犠牲にしたのよ」

でも、そう言われて、心から喜べる子どもはまずいないでしょう。〇〇さんのお母さんは違いました。

「じゃあ、お母さんの夢はかなわなかったのね」その言葉を聞くと、お母さんは首を横にふりました。

「ううん、ぜんぶ、かなったよ」
「えっ!どうして?」

〇〇さんは、びっくりしました。「だって、お父さんのYシャツにアイロンを当てる時には、クリーニング屋さんになった気がするし、〇〇ちゃんに勉強を教えているときは、学校の先生になった気がするし、お父さんの車に乗れば、お母さんはバスガイド。

それに、みんなに食事をだすときは、ウエイトレスさんになった気分よ」

お母さんはニコニコしながら言いました。〇〇さんは、そんなお母さんを見て、かっこいいなって思うのでした。

言葉一つでこんなにも伝わり方が違う。こんな風に子供に伝えられたら素敵ですね。

日々どんなに忙しくても子供とのふれあいを大切にしたいと思いました。

PALAN

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